約 70,239 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/42.html
横須賀鎮守府。 明治十七年創立のこの鎮守府は、もとは増設など全く考えてもいなかったという、伝統ある古参向け鎮守府である。 時代は移り変わり、サーバー群が第1から第11まで増設された今日でさえ、十二日通い続ければ温室育ちの純粋培養な電探が箱入りで出荷される、という仕組みが未だ残っている貴重な鎮守府であった。 そう、つい先日までは… 今日もいつものように遠征艦隊の報告書を確認したり、次の海域に向かわせる艦隊の構成を練ったり、家具職人にどの家具を作ってもらうか考えたりといった仕事をこなしていた。 横須賀鎮守府に着任してから毎日のようにこなしてきた仕事であり、イベント中でもない今は落ち着いて事務処理を行うことが出来ている。 それでも処理すべき事案は多く、疲れは次第に溜まっていく。 コトン そういった状況において、こちらの疲れ具合を把握し、適切なタイミングでお茶を出してくれる秘書艦の存在はとても助かる、助かるのだが… 「いつもありがとう、助かったよ」 「ヲッ!」 白い肌、白い髪、碧眼。そういった容姿の艦娘なら外国艦としてそのうち実装されそうなものだ。 しかし、我が鎮守府において秘書艦を務めているのは、正規空母「ヲ級」と呼称されている深海棲艦だった。 そもそも、なぜ敵艦であるはずのヲ級が鎮守府で秘書艦を務めているのか。 簡潔に述べると、駆逐艦「電」が作戦終了後に拾ってきたことが始まりである。 電曰く「沈んだ敵も、出来れば助けたいのです…」とのことで、なんと、轟沈寸前のヲ級を救助して鎮守府へ連れ帰ってきたのである。 深海棲艦の、それも正規空母の鹵獲などという出来事は前代未聞であり、この問題は上層部でも議論が紛糾した。 武装が外され艦載機も積んでいないとはいえ、深海棲艦である。そのため、処遇が決まるまでの間は横須賀鎮守府預かりとなり、生態観察をしつつ様子を見ることになった。 当初は救助した電や雷といった駆逐艦が世話をしていたが、ヲ級にも敵意がなく、駆逐艦たちと遊ぶようになるまでそう時間はかからなかった。 害意がないことが分かり、そのうちに某正規空母から「働かざる者食うべからず」という意見が出たため、鎮守府内で掃除や洗濯などの簡単な雑用もこなすようになった。 更には間宮さんの作った料理に影響を受けたのか、間宮さんによる指導の下で炊事も覚えると、今度は同じ正規空母である「赤城」や戦艦「大和」からも認められるようになった(餌付け?)。 そうこうしているうちにヲ級の処遇が決めるため、上層部から査察団がやってきた。 当初、上層部はヲ級を研究施設で徹底的に調査するつもりだったらしい. しかしヲ級の仕事振りや駆逐艦達の上目遣いお願い攻勢、艦載機ステンバーイ状態の赤城や46cm三連装砲を向けてくる大和の無言の圧力に折れた。 その結果、ヲ級は横須賀鎮守府において艦娘待遇として配備されることとなり、司令官である私にはヲ級の生態観察が正式な任務として与えられることとなった。 正式に鎮守府配属が認められたとはいえ、流石に艦隊へ加えるわけにもいかないので、今まで通りに雑務や新たに秘書艦としての仕事をするようになった。 言っている言葉はわからないが、何を言っているかは段々と分かるようになり、今では意思の疎通もある程度の範囲で可能になってきた。 一見すると何も問題はないように見える。しかし、一つだけ大きな問題が発生した。 それは、ヲ級が無防備すぎるということである。 一般的な常識が欠如しているためか、例えば制服を支給したら司令室で着替えを始める、仮眠中の蒲団に入り込むといったことは日常茶飯事で、昨日は一人で風呂に入っているところに乱入してくる一歩手前だった。 不幸中の幸いか、他の艦娘や上層部には今のところは気づかれていない(はず)が、司令官が深海棲艦を手籠めにしようとしていると噂が出ようものなら、ヲ級の処遇にも影響が出かねない。 しかし、提督も健全な男子である。深海棲艦とはいえ、可愛いくて自分の世話をしてくれている女性に対して特別な感情を抱かないではいられない。 どうしたものかとぼんやり考えながら、ヲ級の淹れてくれた茶を飲もうとするが、淹れたてだったのもあり、熱さに驚いてうっかり茶を服にこぼしてしまった。 「あっちぃ!」 「ヲッ」 お茶がこぼれたことに気づいたヲ級が布巾を持ってきてくれた。 「せっかく淹れてくれたのにすまんな」 「ヲッ」 「いや、自分で拭くから大丈夫だよ」 「ヲッ!!」 これも自分の仕事だ、と言うように、こちらの意見を無視してヲ級は服にこぼれたお茶を布巾で拭きとっていく。 上着から始まり、次第に下へ…、下? 「いや待て!ヲ級そこはいい!」 「ヲッ?」 こちらの制止も聞かず、ヲ級が拭いているのはちょうどズボンの股間の部分。股間は、まずい…。 最近は普段の業務に加えてヲ級の世話などもあり、忙しくてほとんど抜いていないから、ちょっとした刺激でも反応しかねない。 おまけに昨夜は脱衣場でヲ級の着替えシーンを目撃したことも重なり、ヲ級の手によって与えられた刺激で股間の主砲はたちまちキラキラ状態に! 「ヲ級!もう大丈夫だから!綺麗になったから!」 「ヲッ?」 主砲によって出来たテントに興味を持ったヲ級。一体何が隠されているのかを確認するべくチャックを開けると、なんとそこにはそそり立つ主砲が! これには提督も苦笑い。 「いや、これは…、その…」 「……ヲッ!」 こっちが説明に苦慮している間に、ヲ級は主砲を口に含んでしまった。そういえば、小さい子供ってなんでも口に入れたたがるよね。 「くっ!」 「ヲッ?」 ヲ級は主砲を口に含んだまま、舌を使ってアイスキャンディーを食べるように舐めはじめた。 溜まっていたこともあり、主砲からはすぐに先走りが出始めてきた。 「ヲ級!待て!やめっ!」 「ヲッ!」 まるで蜜でも舐めるように先走りを飲もうとするヲ級の舌からの刺激によって、主砲はすぐに発射態勢へ移行。 「駄目だ!ヲ級、離れて!」 「ヲッ!!」 ぎりぎりで引き抜いた主砲から発射された白濁液が、ヲ級の顔に降りかかる。 「ヲッ!」 何があったのか分からないまま茫然としているヲ級。久しぶりの射精の快感からしばし賢者モードに入ってる提督。 しかし腐っても提督。意識が正常に戻るやすぐに状況を把握し、自分が何をしてしまったのかを理解した。 「すまないヲ級!すぐに拭くから!」 「ヲッ?」 そうして、先ほどお茶を拭くのに使っていた布巾でヲ級の顔の汚れを拭こうと動き始めた途端に… ガチャ 「ども、恐縮です、青葉です!ヲ級ちゃんの仕事振りを取材しにきま…、し…た……」 まだ事後処理も始まっていない司令室にノックもなしに入ってきたのは、重巡「青葉」。 鎮守府内でも取材活動を行っていて、新聞発行も手掛けるジャーナリスト(自称)である。 「………………………」 「………………………」 「ヲッ?」 パシャパシャパシャパシャ! 状況が呑み込めていないヲ級と、何と説明したものかと思案していた提督に向けて、青葉のカメラがシャッターを切る。 「よし青葉、少し落ち着いて話をしようではないか?」 「いえ。提督のおっしゃりたいことはよく分かりました!任せてください、夕刊までにはちゃんと仕上げますから!」 「ちょっとここにフィルムと記憶を置いていってもらおうか…」 「ヲッ?」 「分かった。言い値で買おう。いくら欲しいんだ?」 「巷で噂の提督とヲ級ちゃんの衝撃スクープの証拠写真はプライスレスですよ!」 「ヲッ?」 「そもそも提督がヲ級ちゃんにラブなのはすでに公然の秘密でしたし」 「ちょっ!」 「ヲッ?」 「ヲ級ちゃんもまんざらではなかったみたいで、昨日なんかは空母寮の皆さんが、ヲ級ちゃんを提督とお風呂で鉢合わせるように誘導してましたし」 「あれはあいつらの差し金か!」 「ヲッ?」 「それに重巡寮では、提督がいつヲ級ちゃんに手を出すかを賭け、じゃなかった予想してましたし。まぁ皆3日以内に手を出すと思ってて賭けが成立しませんでしたが…」 「Oh…」 「ヲッ?」 「まぁどっかのお偉いさんが文句言ってきたとしても戦艦寮の方々が優しくHANASHIAIをしてくださりますから安心してください!」 「………」 「ヲッ?」 「では、青葉は夕刊作りがありますので失礼します!あとはごゆっくり…」 バタン 「………」 「ヲッ?」 運悪く青葉による襲撃を受けたあとの司令室には、頭を抱える提督とまだ顔に汚れが残ったままのヲ級が残された。 「とりあえず、顔を拭こうか…」 「ヲッ!」 夕食時にどう話をするかを考えながら、提督は行為の後始末を開始した。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/575.html
提督×山城シリーズ 乙 -- (名無しさん) 2014-10-21 22 42 40
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/183.html
前回の話 今日はクリスマス。 たとえ深海棲艦との戦いの中にあっても艦娘の為に息抜きは必要だ。 そして本日は艦娘全員に休養を与えると共に以前から準備していたクリスマスパーティーを開催することにした。 皆が普段使っている食堂をパーティー会場にしてのお食事会とプレゼント交換会。 間宮さんと鳳翔さんが腕によりをかけて作ってくれた料理に舌鼓を打ちながら戦いの日々を一時忘れる。 自分が提督として着任して最初の年も終わりが近い。 そして、艦娘達が誰一人欠けることなく新年を迎えられる事を心から喜びつつ俺は…………そう、俺は執務室で急に舞い込んだ仕事を片付けていた。 おかげでパーティーに顔を出すことは出来ず、紅茶を口に流し込みながら書類にハンコをつきまくる。 普段なら熊野が紅茶のおかわりを淹れてくれるのだが、今はいない。 俺が「せっかくのクリスマスだから皆と楽しんでおいで」と言って彼女の仕事分を引き受けたからだ。 熊野が「提督もご一緒に」と言って俺を誘うのではないかと思ったが、意外な事に彼女は「では、わたくしはこれにて失礼しますわ」とさっさと退室してしまった。 (そういえば熊野は、ここ数日先に帰ることが多いよな……エステの予約を入れている様子でもないし鈴谷と出かけている様子も無いけど) そんなことを考えながら最後の書類決裁を終えた俺は執務室をあとにする。 時刻は2100時、もうパーティーはとうに終わっている頃だろう。 (俺の料理、取り置きぐらいしてくれているかな……) 普段利用する食堂の様子をうかがうと既に灯りは消えており厨房の奥から食器を洗う音が聞こえるだけだった。 (こりゃ戻ったら晩飯はカップ麺だな。熊野に料理ができるとも思えないし) ガックリと肩を落とした俺は、ようやくその豪華さにも慣れた自分の部屋に戻る。 「ただいまー」 「あら提督、おかえりなさいませ」 ドアを開けると熊野が待っていてくれた。 だが、普段のブレザー姿ではなくエプロンドレス姿だったのには驚いた。 「どうしたんだその恰好?」 「ふふ、こんな恰好するなんて決まっていますでしょう?遅めのディナーもよろしいんじゃなくて?」 熊野は俺の手を取るとそのままリビングへ向かう。 「こいつは……」 「いかがです?提督の為に一生懸命作りましたのよ」 リビングに来て驚いた。 テーブルには見事なクリスマスディナーのフルコースが用意されていたのだ。 「これ、熊野一人で作ったのか?大変だっただろう?」 「実は間宮さんからこの日の為に料理の作り方を教わってましたのよ。さぁ提督、冷めない内にどうぞ召し上がって」 ここ数日、熊野が先に退室していた理由がようやくわかった。 熊野は、多分いや間違いなく俺に秘密で間宮さんの下で料理の練習をしていたのだろう。 俺の為にそこまで努力していたかと思うと嬉しくなってしまう。 「それなら早速、いただきます……」 席に着いた俺はまず七面鳥のローストを口に運ぶ。 一方の熊野は俺の隣に座って期待と不安を入り混じらせた表情で俺を見ている。 「っ!これは……っ!」 「提督……いかがかしら?」 「こいつは……絶品だな」 お世辞抜きに熊野の作ってくれたローストは旨かった。 これなら他の料理も美味なのは間違いないだろう。 「よかったですわ。では提督、次はわたくしが食べさせてあげますわ。はい、『あ~ん』して下さいね」 「あ~ん」 俺が口を開けると、熊野がスプーンでスープを運んでくれる。 ああ、あの高飛車だった熊野がここまで尽くしてくれる女の子になるなんて……。 だから俺もフォークにプチトマトを突き刺すと熊野の口元に持っていく。 「それじゃ、こちらからも……熊野、『あ~ん』してごらん」 「提督ったら……では、お言葉に甘えさせていただきますわ、あ~ん」 そんな感じで、俺と熊野は互いに料理を口に運び合いながら素敵なディナータイムを楽しんだのだった。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/10751.html
悪霊提督スフィア・ヴァルデノン P 闇 7 クリーチャー:アーク・セラフィム 5000 ■カードが、自分または相手のマナゾーンから持ち主の墓地に置かれた時、山札からカードを1枚引いてもよい。 ■相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 作者:杏 フレーバーテキスト 私達を黒く染めた輩は力を与えたことを後悔するべきなのさ・・・ーーー悪霊提督スフィア・ヴァルデノン 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/34.html
警告! 独自背景設定、風俗ネタ、鬱ネタ注意。警告に該当する者はただちに当海域を離脱せよ! =========== 突如として、人類に牙を剥いた正体不明の敵対異種知性体、通称“深海棲艦”。 それらは半霊体構造―――すなわちこの次元にありながらにして別の位相次元(便宜上“霊界”と呼称される)にも 同時に重なって存在するという特質上、通常次元のみにしか干渉できない従来兵器による攻撃はほぼ通用しない。 都市ひとつを含む多大な犠牲を払ってやっとのことで撃退、回収したたった一隻の深海棲艦の残骸から、 それらの情報と霊的次元干渉技術の片鱗を手に入れた人類は、歴史の闇に埋もれた魔術呪術の数々を掘り起こし、 機械工学、バイオ/サイバーテクノロジーとのハイブリッドによるまったく新しい兵器体系の開発に着手。 そして、かつてさまざまな文化圏において、強力なシャーマンの血は女たちに受け継がれてきたことを思えば、 完成したその兵器の適合者が、高い霊的親和性を持つ若年の女性に限られたのも道理だったのかもしれない。 試製艦装霊攻巫娘兵器―――通称“艦娘”の誕生である。 だが、その素体としての遺伝子的適合性を持つ者は数万人にひとり。 戦死や未帰還はもちろん、心身の戦傷や経年により霊力が摩耗する例もすでに確認されており、 限られた適合者をこのまま戦線で損耗させていてはリスクが大きすぎる。 当然の帰結として、適合者をクローニングで“増やす”という手段が実行に移された。 非人道的、などという言葉は、人類種そのものの存亡を賭けた生存戦争においては何も効力を持たなかった。 彼女たちはあくまで兵器である、という建前は、その最期が戦死ではなく轟沈と呼称されることからも見て取れる。 結果、同じ艦名、同じ姿、同じ顔、同じ声を持つ艦娘たちが次々と“量産”され、 世界各地における終わりの見えない戦いに投入され続けている―――。 ◆◆◆ 軍港からさほど遠くないその色街は、伝統的に海軍の関係者たちを上客として賑わっている。 いまどき珍しい古風な木造建築の階段は、がっしりした体格を持つ男の体重を受けてかすかにきしんだ音をたてた。 案内された和室で、何をするでもなく座っていると、買った娘はすぐにやってきた。 「はじめまして、提督さん」 心構えはしていたものの、提督と呼ばれた男は思わず目を見開いた。 あでやかな和装をまとい三つ指をついたその少女の容姿は、当然ながら自分の知る“彼女”に瓜二つだったからだ。 「……わかるのか? 俺の仕事が」 「ええ、勿論。姿勢とか雰囲気……それに、ほら、私も軍で働いていたんですもの」 「そうか、それもそうだな」 動揺を隠そうとして、つい間抜けな受け答えをしてしまい、沈黙して目を泳がせる軍人を見て、 「お客さん、ひょっとしてこういうお店初めて?」 「ん……まあ、そうだな」 「“そうだな”ばっかり。そう緊張しないで、楽にしてくださいね」 元艦娘はころころと楽しげに笑い、男の腰に細い腕を回してしなだれかかった。 ためらいがちに抱擁に応える軍人に、少女は背伸びして接吻をねだる。 その積極性はもちろん、喋り方も彼の知る“彼女”とは少し違っていたが、紛れもなく両者は“同じ個体”だった。 第二世代艦娘―――経年による霊力摩耗を防ぐため、クローニングと同時に不老処置を施されたタイプだ。 もっとも、結局それが戦線離脱を幾分か先延ばしにするだけに終わったのは、ここにいる彼女の存在が証明している。 艤装を解体され、軍を離れた元艦娘に残されるのは、なけなしの“手当金”を除けば、年をとらないその体だけ。 戦うだけの存在として生まれ育った彼女らが、いまさら他の方法で社会に適合することは難しい。 このような場所に流れ着く者は決して少なくなかった―――酔狂な金持ちに飼われるよりは余程ましかもしれないが。 甘い香りと、唇から滑り込んでくるあたたかな舌の快楽に包まれながら、男はそんなことを考えていた。 「提督さんの所にも、別の“私”はいるの?」 白い首筋から胸に這わせていた男の愛撫が止まり、しばらくの沈黙を経て答えが返ってくる。 「……ああ」 「あら、いけない人。それで私を指名したってことは、その子にこんなこと、したいって考えてたの?」 「……そうだったかもな」 「それとも、ひょっとしてもう手をつけちゃった?」 「いや、さすがにそれは……」 「ふふ、冗談。でもそっちの“私”、きっと提督さんを困らせてばかりでしょう? 私も昔、ひどい態度だったから」 「ひどいってほどじゃないが、まあ確かに……手を焼かされたことがないと言えば嘘になるな」 「ああ、やっぱり。なんだか私まで申し訳ない気持ちになるわね」 本人のことを、同じ顔と声を持つ相手から懐かしげに語られるというのも奇妙な体験だった。 元艦娘の表情や声色は、妹のことを話す姉、娘に対する母の言葉にも似て、そしてどこかで決定的に違う。 「でもね、心の中ではほんとうは―――」 すでに半ば屹立している肉の柱に、たおやかな指が絡まり、 「提督さんのこと、信頼してるし……心の中では、憧れてもいると思うわ」 羽根でくすぐるようなもどかしい愛撫が、男の情欲をより熱く硬く高めていく。 「う……それは君が、そうだったというだけじゃ、ないのか?」 同じ遺伝子でも、万事において同じ考え方感じ方になるとは限らない。第一、それぞれの提督はまるで違う人間だ。 だが、元艦娘の声は不思議と確信に満ちていた。 「ううん、きっとそうよ。だってお客さんは、“私の提督さん”によく似ているんだもの」 だからきっと“そっちの私”も、提督さんのこと好きになるわ―――と、 反り返った欲望の塊に接吻の雨を降らせながら、彼女はどこか寂しげに告げた。 「ん……あぁ、提督ぅ……さぁんっ……!」 ずぶずぶと彼女の中に侵入すると、狭くきつい背徳的な快楽が男を締め付け、甘く苛んだ。 きめ細かな肌をした、少女そのものの細い肢体に、ごつごつした大人の肉体が覆い被さる光景はひどく淫猥で罪深い。 だがもしかしたら、彼女の方が男より遙かに長い時を生きていてもおかしくないのだ。 深海棲艦との果てしない戦争は、それほどの期間続いているのだから。 「い、いつも生意気言ってごめんなさいぃ……いっぱい、お仕置きしてください……っ!」 とろけた声で、“提督に抱かれる艦娘”としての言葉を意識して紡ぐ。 そうすることで男の欲望がより加速すると踏んでのことだろうか。 「ああっ!? てっ提督のがぁっ、中で、おっきくなって……! すごい、ですっ……!」 事実、最初はどこか遠慮がちだった男の腰使いは、しだいに叩き付けるように激しさを増し、 柔らかな肉壁をごりごりと容赦なく責めさいなんで、高い嬌声を迸らせた。 「提督ぅっ、し、司令官っっ……! すっ好きです、愛してるのっ、本当はずっとっ、ずっとぉっ!」 共に上り詰めながら、どこまでが演技かわからない言葉が次々と漏れ出て、 肉同士がぶつかり合う乾いた音と、混じり合う体液の湿った音の中に溶けていく。 「だからぁ……っ、ずっと一緒に、いてくださぃっ―――!」 男が、応えるように“彼女”の名を叫んだ。 日に焼けた背に細い爪が食い込み、わなないた肢体が弓のように反って、ふたりは同時に絶頂を迎えた。 どくん、どくんと、幼いままの子宮に熱い精が、幾度も幾度も注がれる。 だが、彼女たちの遺伝子は不老の特性と引き替えに生殖機能を喪失しており、妊娠することはできない。 元艦娘にとって、娼婦はまさに第二の天職といえた。 ◆◆◆ 「……俺の部下だった“君”は、先週、南の海で沈んだ。死んだんだ」 澱んだ情念をぶつけ合うような行為のあと、赤い爪痕の残る背を向けて、男は少し低い声でそう告げた。 長い沈黙。 「もう一度……“私”に会いたかったから、ここに来たんですか?」 「わからない。君がさっき言ったように、やりたくても果たせなかった本懐を遂げたかっただけかもな」 乾きかけの汗でやや冷たくなった男の背に、白い裸体がそっと寄り添う。 「でも、君と彼女は違う……別々の人間だ。俺は、ただ侮辱してしまっただけだ。君も彼女も」 「……あなたの所にいた“私”は、幸せだったと思いますよ」 そうだろうか、と男はつぶやく。 きっとそうですよ、と女は答えた。 女は羨んでいるのかもしれなかった。 最期まで艦娘として生き、提督の下で死ねた、自分と同じ顔の存在を。 それともいっそ妬み、憎んでいるのか。 あるいは実のところ何の感慨も抱いておらず、ただ客の望む受け答えを返しているだけなのかもしれない。 忠実で従順な兵士のように。 いつしか降り始めた雨が、色街の瓦屋根を黒々と濡らしはじめていた。 雨だけは、今も昔も、海の上に降るそれとも、変わらぬままだった。 ===========
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/165.html
冬の澄んだ夜空に浮かぶ丸い月。 柔らかな月光が酔い潰れた艦娘達を照らす。 「提督、隣に座っても良いだろうか?」「長門か、酔い潰れたと思っていたが」 一人月見酒をする提督の元にそこら辺に転がっていた丸椅子を持った長門が近づく 「あの程度では潰れんよ」 ちらりと床で潰れている千歳や隼鷹達を見る 「飲み比べでこの長門を酔わそうとわな」「陸奥は速攻で潰れたがな」 提督はとくとくとカップに酒を注ぎ長門に渡す 「陸奥には酒の飲み方を教えてなかったからな」「そうかい」 提督は自分用のカップに酒を注ぐ 「作戦の勝利に」「我らが提督に」「「乾杯」」 カンと心地よい音が静かに響きカップが触れた後互いに酒を飲み干す 「今回は裏方ばかりですまなかった」 敵への奇襲と回復の阻害のため高速艦隊を編成し長門らは支援に徹していた 「何を気にしているかと思えば」「…」 「私はお前が出した作戦をこなしただけだ」「だが」「私のプライドはその程度で傷つくほど柔ではないよ」 長門は空になったカップに酒を注ぎながらゆったりと語る 「そうか、それは失礼した」「全くだ、お前の作戦を信じて全うしたのに謝られては信じた私が馬鹿みたいになる」 「なら、今回は支援任務ご苦労だった。金剛達も感謝していたよ」「当然だ」 それからは互いに無言で酒を飲み干す。 「おや、もう空になった」 空になったビンから雫すら垂れなくなり互いに最後の一杯はゆっくりと飲む 不意に長門の頭が提督に寄りかかる 「なんだ」「酔っただけさ」「あの飲み比べでも酔わなかったのに?」「あぁ、今酔った」「そうかい」 「提督、顔が赤いぞ」「酔った」「ほう?」 ニヤリと笑う長門の唇が提督の唇に触れる 「次の作戦では私を使えよ」「考えておく」 再び唇が重なり夜は更けてゆく
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/171.html
「司令官、元気出して。私たちがいるじゃない」 「……」 司令室で一人の男が雷の声に反応しないくらい気を落としていた。彼は百戦無敗の提督だった。だが… 「出撃敗数0な実戦派提督で行きたかったのに……まさか初雪が全快から一撃で轟沈寸前の大破してしまうなんてな…… これも艦娘のダメージ姿を図鑑に加えたいと思い、エリア1-1なら大丈夫と思い、 戦艦や重巡もつけずに低レベル駆逐艦だけで強敵と戦わせてしまった慢心提督の定めか…… こうなったのも全ては俺の責任だ。初雪は責められない」 男は初雪大破により撤退したことで敵がほぼ健在だったこともあり、一つの敗北がついてしまった。 「戦闘に突入した時に大破していなければ轟沈しない。そして昼間の戦闘で大破して夜戦突入しても轟沈した報告はない。 多くの提督が譲葉の心でもって動き導き出したことをまったく活かせなかった……」 「(譲葉の心…今朝見たアニメで出た言葉…司令官さんはまだ完全には落ち込んでないみたいなのです…) 司令官さん、元気出してください。確かに無敗提督の夢は崩れちゃいましたけど、 でも、司令官のあの時の決断が初雪ちゃんの命を救ったのかもしれないのですよ」 男が提督となった日から秘書艦として常に共にし、 互いに右も左もわからないながらも二人三脚で頑張ってきた電が慰める。 「命は失ったら二度と戻らないものなのです。多くの艦娘達が戦いで命を落としていく中、 司令官さんは戦いで命を失う艦娘を決して出そうとはしない。司令官さんは誰よりも、命の尊さがわかっているのです」 長い付き合いの中、電は司令官が落ち込んだ時どうすれば良いのかを無意識に理解していた。 「それにさ、昼間大破しても夜戦轟沈がないといっても、いつまでもそうとは限らないじゃない。 それに昼間大破した艦娘は夜戦突入で轟沈するんじゃないかとみんないつも不安に思ってるのよ。 艦娘に必要以上に恐い思いをさせなかった司令官の判断は正しかったわ」 続けざまに雷も慰める。 「二人とも……」 二人の言葉に少しずつ元気を取り戻す提督。 「ありがとう……(お前達は俺の天使だ……)」 「良かった……元気になったみたいなのです」 「もう……やっぱり司令官には私たちが必要ね」 元気を取り戻した提督に笑みを浮かべる天使達。その微笑みに提督は再び気力を取り戻した。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/41.html
「そろそろトドメを……刺しちゃおっかなあ!」 自信に満ちた号令一下、迷彩カラーのカラクリ飛行甲板が寄せ木細工のように複雑な変形をみせる。 中から飛び立った艦爆隊は、千代田の操り糸に導かれ華麗に空を舞い、敵旗艦を西方海域の藻屑と変えた。 「やったぁ! この艦載機運用能力、正規空母並みよね! 千歳お姉っ、ちゃんと見てた?」 「もう、千代田ったら。調子に乗るな、っていつも私に言ってるくせにはしゃいじゃって……」 「ごめんごめん。でも千歳お姉の艦攻隊もすごかったよね~。先制打撃で敵、もうボロボロだったもん」 実際、“改二”に改造されてからの彼女たち姉妹の活躍はめざましいものだ。 水上機母艦から甲標的母艦を経ての長い道のりだったが、ここまで育ててきて良かったと心から思える。 うむ……しかし、それにしても……。 「現海域に残存敵戦力、認められず。付近の警戒を続けつつ母港に帰投しますね、提督」 『……あ、う、うん。ご苦労様』 そう呼ばれて、思わず返事がワンテンポ遅れてしまったのは、 哨戒機から送られてくるリアルタイム映像にいつのまにやら見入っていたからだ。 それが偶然映し出していたのは―――千歳と千代田、ふたりの胸部装甲部分のアップだった。 たゆん。 ぽゆん。 (大きくなってる……よな) 元々肉付きのいい千代田は勿論、千歳もスレンダーな体に比して胸はしっかりある方とは思っていたが。 こと航改二になってからというものの、どうも今まで以上の重量感、威圧感を感じるというか……。 戦闘中の“揺れ”や、秘書艦として働いて貰っている様子を見るにつけ、どうもそんな考えがぬぐえない。 (はっ……いかんいかん。何を考えてるんだ俺は。欲求不満なのか?) いや確かに、最近は夜遅くまで執務をしている上に、大抵そばには秘書艦の千歳がいる状態だから、 セルフ処理する機会があまりなくて溜まっていると言えばそりゃ溜まっているのだが……。 ともあれ、くだらない考えは脳裏から追い払って、雑務に戻りつつ艦隊の帰りを待つことにしたのだった。 「今日のぶんはこれで一段落……か。すまんな千歳、いつも遅くまで付き合わせて」 「お気になさらず。提督こそ、毎日お疲れ様です」 片付けた書類の山を前に、あくび半分で伸びをすると、千歳がすかさず旨そうな煎茶を淹れてくれる。 ありがとな、と礼を言ってそれを啜っていると、執務室のドアがノックされ、意外な訪問者がやってきた。 「ん、千代田か。千歳を迎えに来たのか? それならちょうど終わった所だ」 仲が良すぎるほどに仲の良い姉妹のことだから、その行動自体に不思議はなかったが、 後ろ手に扉を閉めた千代田の、ややうつむいて頬を染めた奇妙な表情が、おや? と俺に不審を抱かせた。 こんな態度の彼女を見るのははじめてだった。 「ち、千歳お姉……夕方言ってたこと、ほ、ほんとにするの……?」 「ええ、もちろんよ。気が進まないなら、千代田は無理に参加しなくてもいいんだけど?」 「そ、それはもっと嫌なの! 二人きりでさせたら提督、お姉に何するかわかったもんじゃないし!」 俺の方をちらちら見ながら、なんだか妙に余裕のない妹と、マイペースにそれをいなす姉。 「ええと……すまん、まったく話が見えないんだが」 「あ、置いてきぼりにしちゃってごめんなさい提督。実は私たち―――」 座ったまま呆然としていた俺に、いきなり千歳が笑顔で距離を詰めてきて……次の瞬間。 ぽふっ……むにゅうぅっ。 布ごしに触る大きな水風船のような、ウォーターベッドのような……それともエアバッグ? えもいわれぬ心地よいまろやかさが突然、俺の頭部をすっかり覆うと同時に、視界を奪っていた。 ……な、なんだこれは、何が起こったんだ!? 「―――提督の欲求不満、その処理のお手伝いをさせてもらおうかなぁと思ったんです」 「うう……あ、あたしは千歳お姉がやろうって言うから、付き合ってあげるだけだからね!?」 「わかったから、千代田もはやくこっち来なさい、ほら」 「……っ! ああもう、なんであたしが提督相手にこんな……!」 む、むにゅにゅっ……と、新たなふたつの圧迫感がためらいがちに後頭部からやってきた。 服ごしにもはっきりわかる、計4つの柔らかな大ボリューム。 俺の顔は今、姉妹の乳房、予想以上のサイズのそれらに全方位から余すところなく包まれているのだ。 しかもこの感触、間違いない。前から疑っていたがふたりとも、ノーブラ……! 「ふふ、提督。改二になってからずっと、私たちの胸、ちらちら見てたでしょう?」 「いやらしい目つき、わかってたんだからね!? だから注意しなきゃってお姉に言ったのに……」 ……な、ば、バレてたのか!? と、予想外すぎる現状に半ば金縛り状態になっていた俺は、 心地よいゆりかごのような感触と良い香りにぼんやり酔いかけた頭で、今更ながらマヌケに驚く。 「ずっと我慢してるんだから無理もないですよね、提督? だったらこれも秘書艦の務めかなって」 もにゅもにゅと押しつけられる柔球が、顔の輪郭にあわせて縦横無尽に形を変え、 「あ、あたしは関係ないのに……ともあれ、やるからにはちゃっちゃと終わらせるから!」 千歳が抱き寄せているのか、不服そうな声とは裏腹に千代田の肉感はむにむにと後頭部を強く圧迫する。 「すぐ済むかしら? 提督が満足するまでたっぷり搾り取ってあげないといけませんからね―――」 いきなり二人が身を離し、天国のような拷問から解放される。 どこか楽しそうに微笑んで双球を手で持ち上げる千歳、不満げに顔を赤らめつつ腕で胸を寄せる千代田。 ゆさっ……ぽゆん、と目の前で、それぞれの巨乳が形をゆがめつつ蠱惑的に揺れた。 「―――この、わたしたち姉妹の……おっぱいで」 「あら提督、お疲れかと思ったらこんなに元気じゃないですか……すごい」 「う、うわぁ、なにこれ、グロっ!」 椅子に座る俺の前にかがみ込んだ千歳が、はちきれそうに反り返った肉棒を見て微笑む。 隣に立つ千代田の方は顔をそむけたが、ちらちらと股間に視線をやっているあたり興味はあるようだ。 面目ないことだが、この状況とこれからへの期待に、俺の高射砲はかつてないほどの仰角を見せていた。 「じゃあ、まずは……」 濃紺に金の模様をあしらったジャケット状の上衣は羽織ったまま、 一見着物風だがその実シャツのような構造をした白い服のボタンが、ぷちぷちと胸の下側だけ外される。 わずかに開いたその隙間から、白くすべすべした双丘の作る、むっちりした魅惑の谷間がのぞいた。 「ここから、千歳の生おっぱいの感触を楽しんでくださいね、提督」 そう言って俺の肉砲をそっと握ると、ぴとっ……と、下乳の“入り口”に赤黒い先端をあてがい、 早くも漏れている先走りを、ぬるぬると“穴”の周辺に塗りのばしていく千歳。 「うっ……! ち、千歳っ……」 敏感な亀頭がすべらかな肉の上を這う感触だけでもたまらなく気持ち良く、ビキビキと主砲が硬度を増す。 「はい、準備OK。じゃあ私のドックに“乳渠”させちゃいますよ、提督のおちんぽ艦……んっ」 ぬぶ、ぶ、ぬぷっっっ……! オスのローションをまぶされた肉棒が、極上のおっぱいオナホールに埋没していく不思議な快感。 女性器とは違う、かすかに汗ばみしっとりしたきめ細かな柔肌がまるで吸い付くように密着して、 もちもちした弾力を伴って左右から硬い男根を押し返してくる……他では味わえない未知の快楽だった。 「こんなに熱く、硬くなって……ふふっ、気持ちいいですか? 提督」 「もうっ……千歳お姉のおっぱいを好きにしていいのは、あたしだけなのに……!」 千歳がもにゅもにゅと服の上から両球をこねるたび、柔らかな、しかしずっしりした圧力がランダムに襲う。 なにやら不穏なことを言う千代田を気にする余裕すらない。気を抜くとこれだけで射精してしまいそうだ。 「次は千代田の番なんだから、ちゃんと見て参考にしないとダメよ?」 「わ、わかってるわよお姉……う~、こんなのの何が楽しいのか全然わかんない」 千歳のコントロールが、左右よりの圧迫から、上下にユサユサ揺する運動にギアチェンジした。 服を着たままというのも相俟って、手で握る以上の乳圧がみっちりと容赦なく、 そしてあくまで優しく、勃起主砲を包み込みシゴきあげてくる。 「くっ……くうっ……おぉっ……こ、この感触はっ……!」 たぱっ、たぱっと乾いた音が繰り返すたび、にちゅ、にゅちゅっと湿った音がそこに混じっていく。 極上の着衣パイズリにチンポが流す歓喜の涙が潤滑液になり、新しい刺激がまぶされるのだからたまらない。 「あら、提督。ふふふ、腰が動いてますよ?」 気付かないうちに、乳ズリに合わせて自分もピストン運動を始めていたらしい。 ギシギシと椅子が揺れ、硬く勃起した先端が胸元の布を破らんばかりに押し上げ、じわりと染みを広げる。 「む、無理もないだろ……千歳の、むねっ……気持ち、よすぎる……っ!」 「嬉しい、じゃあもっとサービスしちゃいますね? ほら千代田、提督にアレをやってあげて」 いつしか食い入るように姉の痴態を見つめていた妹が、びくっと反応し、 ぶつぶつ不満をこぼしながら、自分も服のボタンをはずして前をはだけた。 「……目、つぶっててよね。お姉以外に胸とか、見せたくないんだから」 「いやだからそれはどういう意味か詳し……わぷっ!?」 チンポを包んでいるのと同じ柔らかな手応え、いや顔応え? が俺の顔を直に包む。かすかな汗のにおい。 どこかヤケになったような動作で、ぱふぱふと巨大な生肉の水風船に挟まれ、こねくりまわされる。 姉のしっとりした美巨乳にパイズられながら、妹のたっぷりした生意気乳に顔をうずめている……! その贅沢な事実が、俺に残っていたなけなしの理性を吹き飛ばした。 「や、ちょっ……!? お、おっぱい舐める、なぁっ……! て、提督のバカぁ……っ!」 思わずすべすべした極上の肉に舌を這わせ、吸い、甘噛みする。驚きつつも逃げるまではしない千代田。 おっぱいに思う存分甘えるってのは、こんなに気持ち良く癒されることだったのか―――! 「ふふっ、提督ったら子供みたい。こっちの悪い子もい~っぱい、甘やかしてあげますね」 ラストスパートとばかりに、俺の興奮に合わせて、にゅぶっにゅぶっと激しく乳肉を上下させる千歳。 ぱちゅっ、ぬぶ、ぶぷっ―――と下品な音をたてて、天国の拷問具に追い詰められていく肉の主砲。 こみあげてくる射精感に必死で堪えながら、やや乱暴に千代田の広大な乳世界を探索する俺の舌が、 「……や、そっそこだめっ! そこだけはダメぇ~っ!!」 ほかと感触の違う部分……乳輪を越えて先端に到達した。だが、そこにあったのは、突起ではなく。 「千代田は、陥没乳首なんですよ、提督。舌でほじくり出してあげると、よろこぶと思います」 「なっ何教えてるのよお姉っ!? ……ひっ!? や、あっあッ、だめぇっ、舌でほじらないでぇぇ!?」 俺は下半身の爆発から気をそらそうと無我夢中で、穴に隠れた可愛い肉突起を探り当てた。 制止も聞かず、指が埋もれるような柔乳房を鷲掴みにして、両の乳首を交互にねぶり、吸い出す。 とたん、抵抗しようとしていた千代田から力が抜け、がくがくと背をそらしながら、されるがままになる。 「よ、弱いのそこぉ! だ、だからダメって言ったのにぃぃ……お姉のばか、提督のばかぁぁ……!」 「千代田ったら、いつも乳首いじりですぐイッちゃうんですよ。提督、一緒にイッてあげてください」 あっ、でも……と、叩き付けるように暴れる俺の腰を、柔らかな双乳で受け止めながら微笑む。 「―――濃ゆぅい精液をたぁっぷり出すのは、私のおっぱいの中に、してくださいね?」 「ううっ! ち、千代田、千歳……っ! 出すぞ、千歳の胸に、乳内射精(なかだし)するぞっ!」 「ふあ、んあぁぁ! お姉っ、あたしもきちゃう、おっぱいでイッちゃうよぉ! て、提督ぅぅっ!」 どぐんっ! と、背筋を痛いほどの快感が走り抜け、爆ぜた。 柔らかな谷間でとどめの乳圧を浴びせられた肉砲からの初弾が、胸元の布をその勢いで内側から押し上げた。 くぐもった音をたてて千歳の乳肉に、谷間に、服の中に……濃厚な白濁液がどきゅどきゅと撃ち出される。 「んっ、熱っ! て……提督の、すごくいっぱい射精してますよぉっ……! すご、まだ止まらない……」 「やっあっああっっ!? お、おっぱいイッてるのぉ、イッてりゅから、ゆ、ゆるひてぇぇ……!」 若鮎のように背をそらして絶頂する妹を乱暴に抱き寄せ、こりこりと勃起した乳首を強く吸う度に、 まるでそこから存在しないミルクが俺の体を上から下に通過でもしているかのように、 姉のたわわな乳性器の中へと、ぐつぐつ煮えたぎった数週間ものの大量スペルマがぶちまけられていく。 「う、くぅぅっ! うぉ……ち、千歳っ、ま、まだ出るっ……!」 「うふふ、提督ったらこんなに……千歳のおっぱいおまんこ、妊娠させるつもりなんですか?」 長い長い放出を終え、肉幹に残ったぶんまでを器用に乳圧で搾り取った千歳が、ゆっくり胸を持ち上げた。 にちゃあぁっ……と糸を引く谷間から、プルプルした白濁が震えながら押し出されて垂れる様子は、 まさに女性器の中に思う存分欲望を生出しした後の光景のようだった。 「はぁ、はぁ……う、うそ、まだあんなに大きいままなの……!?」 驚くべきことに、あれほど射精したにもかかわらず、湯気と粘液にまみれた俺の欲望は天を突いたままだ。 「やっぱり一回出したくらいじゃ全然みたいね。ほら千代田、交代よ」 「……ふえ? あ、あたしもやっぱやらなきゃダメ……? あうぅ……」 激しい乳絶頂の余韻にもはや抵抗の気力もなくしたのか、 上気してうっすらと汗の浮いたふたつの重々しい乳房を、千代田は無防備に俺の前へと差し出した。 すっかり引っ張り出された乳首が俺の唾液に濡れ、だらしなく尖っているのをもう隠そうともしない。 そんな妹の乳を姉に続いて犯すべく、肉の主砲に再び新鮮な血が流れ込むのを俺は感じていた―――。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/209.html
磯波×提督3-433の続き ~前回までのあらすじ~ テートクが出て(オドオドお漏らしっ子磯波ちゃんを改造するために、脅して催眠して)犯す! ------ 僕はスカートの裾から見えている、磯波の濡れそぼった膝と太腿に触れた。 「ひゃっ!」 「あぁ、こんなに漏らして」 冷え切った尿の筋に沿って指を這わせると、磯波はぴくっと肩を震わせ、弱々しく僕の手を掴んだ。 「だめっ提督、汚いです! はぁ、あ……!」 「確かにこれは、貴艦の排泄物だ。だが元を正せば、これも皆の血の一滴だったものだぞ?」 「でもっ、でもぉ」 「勝手に漏らしてしまうようでは駄目だ。改造前の点検を行う。良いな?」 磯波は薄暗い中でも分かるくらいに耳まで真っ赤にしてこくっと頷くと、執務室の絨毯に寝そべった。 「どれ……」 僕は磯波の尿で湿った膝をぐっと持ち上げ、Mの字に開かせる。座り込んで温まっていたのだろう。 途端にスカートの下から、むわっ……と磯波のにおいが立ち上がった。 徐々に露わになる肉付きの薄い太腿も、色気のない下着も、既にぐしょ濡れだ。 「これは酷い。ずいぶんと漏らしたものだ」 「はっ、恥ずかしい、ですぅ……!」 「恥ずかしい? 欠陥をそのままにして改造艦を名乗る方がよっぽど恥だぞ。じっとするんだ」 「~~~~ッツ!」 降参したらしい。僕が内股に触れると、磯波は悶絶して再び両手で顔を覆ってしまった。 「おぉ」 「えっ?」 「ほぉ、ほおお……」 「なっ、どうしたのですか、提督……?」 わざとらしい僕の演技に、磯波は不安そうに指の間から僕の顔をのぞき見ている。どこまでも純真だ。 「や、やっぱり、磯波はどこか……」 「いや、違う。なんてすべらかで、良い肌なんだ……」 僕は聞こえよがしに言いながら、湿って薫る内股や、濡れたソックスに包まれたふくらはぎを ゆっくり、ゆっくりと撫でる。 「肌だけじゃない、力を感じるいい脚をしているな……貴艦は」 「そっ、そんな……あっ」 「どんなに荒れた海や嵐にも、負けない力があるはずだろうに?」 「ひゃ、あぁ! はずかしぃ……そんなに触っちゃ……いや、です」 僕が囁くその度に、磯波は隠した顔の向こうでかわいらしい声をあげ、ひくひくと脚を揺らせた。 僕は磯波のスカートの中に頭を突っ込んで、より柔らかな部分へと侵入していく。 「ほら、磯波? このお尻だって」 「ひゃあっ?!」 まだ肉付きの浅いお尻に手を這わせると、磯波はぴくん! と腰を浮かせた。 「これからどんどん魅力的に育っていくのが分かる……見れば見るほど、僕は貴艦の可能性を 感じずにはいられない」 「そ、そう……なんでしょうか?」 「ああ、そうだとも」 ほんのりと黄色くなってしまったパンティーと、まだ女と呼ぶには早い尻肉の間に手を 突っ込んで揉むと、磯波はぶるぶるっと震えた。 その湿った柔らかさと、過敏でうぶな反応を僕はしばし愉しんでいたが―― 「ふぅっ、てっ、てい……とくぅ」 心なしか甘くなった磯波の声が、僕に問いかける。 「どうした? 磯波」 「そっ、その、点検は……?」 「ああ、脚部、臀部に異常はない。問題はここからだ」 言うなり、僕はぐしょぐしょのパンティーに包まれた秘部を逆さに撫で上げた。 「はあぁぅ!?」 途端、磯波が高い声を上げ、あわてて自分の口を両手で覆った。 何が起きたのかわからない、そうとでも言いたげに、目を白黒させている。 「ふむ……少し触れただけだぞ?」 言いながら、ぷっくりと浮き出た形の良い割れ目に指を這わせ、くにくにと刺激する。 「ひっ、ひん……っ! 提督、なッ、何をっ?」 「ほう、やはりな。随分と刺激に敏感になっているようだ」 「やだっ、ダメぇ! あっ、あ!」 「少々感度が高すぎるのかもしれんが、外部からの情報を余さず伝えるのが駆逐艦だ」 そして僕は、薄布の下で控えめに――しかし確かに息づく肉の芽に、そっと指先を這わせた。 「きゃっ、はぁんっ!」 ちょっと触れただけだというのに、磯波が上ずった声を放ち、あごを反らせた。 「どうかしたのか、磯波」 「やだっ、提督っ! そこ、何が……? あうっ、いやッ!」 指の腹でくりくりと優しく擦り込むように芯をこね回すたび、磯波は息を荒げていく。 そこで僕はいったん手を止め、寝そべったままの磯波に問いかけた。 「磯波……何が起きている?」 「はぁ、はぁ……はっ、はい?」 恐らく初めて味わったであろう感覚に半ば蝕まれながら、磯波が辛うじて応じる。 「貴艦は駆逐艦だ。その優れた感度で、貴艦に何が起きているのかを僕に伝えてくれ」 「そっ、そんなぁ……」 「何だ? 既に何か問題でもあるのか?」 詰め寄ると、磯波は不安と羞恥にまみれた表情で薄い唇を噛み、しばし黙っていたが―― 「磯波……現在のところ、異常、ありません……提督!」 言って、くったりした敬礼をして見せた。 「では再開するとしよう」 「ひゃあぁぁん!」 先ほどより少しだけ力を込めた秘部への不意打ちに、磯波は高い声を上げた。 「ほら、どうした磯波……このままでは点検が進まないぞ」 「そのっ、その……磯波のっ、身体の中を……な、波が……提督の指がっ、 わ、私の……そこをっ、くりくりってするたびにっ……何だか白い波が、ざわざわ……!」 「ほう、波が? それで? その波はどんなだ?」 「どんなって、どういう……!」 「その波は、冷たいか?」 「ぎゃ……逆、ですぅ!」 磯波は少し苦しそうに、しかし甘い声をあげながら首を横に振った。 「熱く、どんどん熱くなってますっ……それで、ふわってして……じんじん……しますっ」 明らかに失禁とは違う湿り気を帯びてきたパンティーの下で、磯波の蕾はぷくっと形が 分かるほど膨れ上がっていた。そこを更に執拗に、ねちねちと刺激していくと―― 「ふああぁっ! 波が……どんどん、高くなって……ひゃ、提督、だめっ、だめェ!」 磯波は柳眉を寄せ、熱に潤んだ瞳で僕を見つめながら、可愛らしい声を次第に上ずらせた。 「どうした、ほら、ほら!」 僕もその調子に合わせ、どんどん指の刺激を細かに、早く強くしていく。 「もう駄目えっ! あんっ、あっ、て、提督っ! やめて……あっ、あっ、あっ」 「どうした……報告しろ、磯波!」 「提督、ていとくっ! 凄いのっ、凄い、津波が……あぁぁぁ……!」 「津波?」 「ふぁ、ふぁいぃ……はぁっ、はぁっ、はぁぁん……!」 湿った吐息と、くちくちという粘着質な音を、磯波の甘い叫びがついに破った。 「熱くてっ、高くてっ、きっ、き……気持ち……いぃ……津波がぁ……やぁぁぁん!」 「磯波。良く頑張ったな」 僕は磯波のパンティーを横にくいっとずらし、初々しくも赤く熟れた秘裂を露出させた。 そして、包皮を押し上げ硬くしこり立った蕾をきゅっ……と摘み上げた。 その瞬間。 「はううッ! だめっ、提督! 磯波っ、もうっ、もうっ……ッツ~~~!」 磯波は絨毯に爪を立て、秘部を高く突き出したかと思うと―― ぴゅっ! ぷしゃあぁぁぁっ! 「ふあああぁぁ~んっ!」 快感にまみれ惚け切ったため息と共に、黄金水のアーチを勢い良く放った。 「あっ、くっ、ふぅっ……! ふあぁ……あ……ぁ……!」 腰をブリッジのようにのけぞらせ、びくびくと震えるたび、冷めやらぬ絶頂のしるしが 磯波の若い裂け目からほとばしり、月明かりを返しながらきらきらと弧を描く。 「んくっ! うぅ……はぁ、はぁ、はあぁ……」 「磯波、報告ご苦労だった」 僕がねぎらうと、磯波は浮かしていた腰をぐしょ濡れの絨毯に落とし、横たわった。 そして息も絶え絶えのまま、微かに震える手で、自分が放った潮で濡れた僕の手を取ると、 「はぁ……はぁ……はぁ……提督、す、すみませんでした……」 磯波はちろちろと舌を這わせ、僕の手を汚していたものを丹念に舐め取っていく。 「また……磯波は、大切な燃料を……」 「いや、大丈夫だ」 快感の恍惚から一転、自分の失態を責めるかのように曇りかけた磯波の頭を、僕はそっと撫でる。 「これはあくまで点検だ。結果的に海上公試験並みの厳しい点検になってしまったがな。 よくぞここまで耐え、最後まで報告したな。偉いぞ、磯波」 「で、では……」 僕はこくりと頷く。 「まずは合格としよう。磯波、これから貴艦の改造を執り行う」 言うなり、僕は磯波の生暖かなパンティーに指を掛け、今度こそ脱がせてゆく。 磯波は「あっ……」と抵抗しかけたが、その暇さえ与えずに奪い去り、放り投げる。 濡れそぼった薄布にじっとりと包まれていた恥丘が露になり、うっすらとした産毛が顔を出す。 それと同時に、磯波の濃厚な潮香と、何も分からぬままに果てたばかりの甘く初々しい 雌の匂いが混じり合い、僕の鼻へといた。 頭を内側から揺さぶられ、痺れさせる磯波の甘く切ない色香。 それはまるで、磯波が感じた快感と衝動の津波を、そのままぶつけられたかのようだった。 この手で開発されていく磯波の痴態と嬌声だけでも、僕は十分過ぎるほど興奮していた。 しかし磯波の色香は、僕の胸を鷲づかみにして強大な血流を生み出し、理性を一欠けらも残さず 押し流していった。 その欲にまみれた血液の行く先は、言うまでも無く下半身の一点だった。 「磯波……」 その名を囁きながら、僕はズボンを脱ぎ去った。途端、既にガチガチに張り詰めていた怒張がぶるん! と飛び出し、薄暗い執務室の天井を指し示す。 「え、えぇ……?」 突然視界に飛び込んだであろう僕の一物に、磯波は快感に惚けた垂れ目をまん丸にして、たっぷり一秒半。 まばたき、実に3回。 「きゃあぁっ!?」 磯波は、ようやく両手で顔を覆った。 「ばっちり見ておいて、何がきゃー、だ。貴艦は」 「はぅ……そ、『それ』が、改造に必要なんですか?」 「あぁ、そうだ」 僕は顔を覆っている磯波の手を取り、一物へと導く。先端に指が触れた瞬間、磯波は「ひっ」と小さく悲鳴を 上げたが、抵抗する素振りは見せなかった。 「どうだ? 初めて見たんだろう?」 磯波は「はぃ……」と消え入りそうな声で言った。 羞恥と僅かな恐怖を潤んだ瞳の中で交錯させながらも、内心は吹っ切れているのかもしれない。 僕の怒張に指を沿わせたり、絡めたりしてくる。 「あっ、熱いのですね。それに硬くて……ひくひくしてます……」 「磯波。僕は貴艦と一つになりたい。僕の全てを伝えたられなければ、改造は成らない」 「ほ、本当に……これで強くなれるのでしょうか?」 「約束しよう。ただし、貴艦が負荷に最後まで耐えられればの話だがな」 艦娘も少女だ。いかに知識がなくとも、この状態から何が行われようとしているのか 既に察していたようだった。 震える磯波の手が自らスカートをたくし上げ、うっすらと紅を差したきめ細やかな肌に覆われた 下半身を、月影にぼうっと照らし出していく。 「提督……。お、お願い……します……」 そして磯波は、命ずる間でもなく開き、とろとろに濡れた桃色の秘裂を晒した。 「磯波……貴艦の勇気に敬服する」 もう、これ以上勿体をつけることは出来なかった。 僕は磯波の芯に狙いを定めると、ゆっくりと覆い被さりながら腰を沈めていく。 「ふ、あ、あ!」 ちゅくっ……という粘着質な音と共に、僕の怒張が磯波の内へと侵入を開始した。 「あっ、あ、くぅ……!」 磯波は苦しそうに喘いだ。額には既に、快感とは違う玉の汗が浮かんでいる。 小柄な駆逐艦娘には、大人の一物は厳しいだろう。 それでも、磯波の狭い洞内は滑らかな愛液で満たされており、窮屈ながらも僕を阻むことなく 受け入れていく。そして―― 「それっ」 「うぅッ!?」 みりっ、という小さな抵抗を最後に、僕の一物は磯波の奥深くまで入り込み、ついに完全に貫いた。 「い、いッ、痛ぁ……!」 磯波は子犬のような泣き声を上げ、歯を食いしばった。 「大丈夫か? 磯波。全部入ったぞ」 「はぁ、はぁ、はぁ、んぐっ……は、はい……!」 破瓜の痛みに涙あふれる瞳を見開き、脂汗を散らしながらも、磯波は笑みを見せる。 「磯波は、大丈夫、ですから……改造の、続きを!」 返事の代わりに、僕はゆっくりと腰を使い始めた。 「んんっ! ひんっ……! っく……いた、ぃ……うぅ……」 一物を引き抜かれ、また貫かれるたびに、磯波は唇を噛んで耐えた。 だが、両手は握り締められ、肩にまで力がみなぎっている。 「磯波……苦しいか?」 僕は深く磯波の中へと一物を埋めると、磯波の背中へと両腕を回し、そっと抱きしめた。 「す、すみません……提督ぅ……」 「謝ることは無い」 まだ腰を振りたてるのは早すぎたのだろう。僕は苦悶する磯波の頭を撫で、頬にキスをした。 「ひゃ」 「磯波、僕は貴艦を壊したくはない。落ち着くまで、こうしていよう」 「あ、ありがとうございます……!」 いつしか磯波の両手は、躊躇いがちながらも僕の背中へと回されていた。 「提督、ありがとうございます……。ありがとう……ございます……!」 「もう礼は止せ」 僕はうわごとのように『ありがとう』を繰り返す磯波の唇を、やさしく塞いで、放す。 「は……わ……」 暗闇の中だから、定かではない。しかし目を丸くした磯波は、今日一番顔を紅くしたように見えた。 こんな時、つい先刻までの磯波だったら今頃両手で顔を覆っていたかもしれない。 だが、磯波はもう、潤んだ視線を僕から離すことはなかった。 それどころか僕の背中に回した手を、ぐっと引き付けてくる。 「磯波……?」 「ていと……くぅ」 その催促に、僕は素直に唇で応じた。 「はぁっ、いそ、なみ……っ!」 「ていと……くぅ! んちゅっ、んはっ」 僕が激しく口腔を貪ると、磯波も積極的に舌を絡めてきた。唾液で顔が汚れるのも構わず、 僕と磯波は、お互いの唇と舌の熱と感触を存分に味わっていく。 やがて磯波の身体から余計な力が抜け、その表情と同じく緩んでいくのが分かった。 僕は磯波の唇を犯したまま、再びゆっくりと肉棒にストロークを与えていく。 「ふ……っく……あぁぁ?」 その途端、磯波がため息とも喘ぎともつかない声を響かせた。 「磯波、まだやはり――」 「いえっ、て、提督っ、あんっ……違います……! また……波が、なみがぁ……あぁ!」 「さっきと同じ、波なんだな?」 「はいぃ! 白くって、熱くって、さっきよりも、びり、びり……くあっ、はあああん!」 僕が蜜壺の深くを抉るたび、磯波は腰をくねらせて熱く甘い嬌声を上げる。 きつい締め付けだけでなく、磯波の中は実に柔軟に蠢いた。 僕の亀頭にも、ぴりぴりとした刺激が加わり始める。 「っく、磯波……僕も、見えるようだ……」 「て、提督も? 波が見えるの、ですか?」 「あぁ、磯波の中、締め付けて……くっ、その度に……」 「い、磯波は……提督の お、お役に立てて……いるのですか?」 「ああ、そうだとも!」 僕は磯波をより強く抱きしめ、肉棒を一層深く埋没させ、奥底をノックする。 「はん、あっ、あっ! う、嬉しい……ですぅ!」 磯波は、僕の顔に頬を摺り寄せて喘いだ。 「提督……もっと、もっと改造、してください! 磯波、頑張りますから、あぁん!」 「磯波っ!」 僕は再び磯波にキスをすると、腰を激しく振りたて始めた。 「きゃ、ひゃああああん!?」 磯波の浅い蜜壺から溢れ出た潤いが、じゅぷじゅぷという水音を部屋に響き渡らせる。 「いやあっ! て、提督っ! もう、磯波、またっ、ダメ……ああんっ!」 「我慢することは無いぞ……磯波! 好きなだけ味わえっ!」 「ふわっ、あっ……キ……キますぅ、提督ぅ! 高くて、熱くて……きもち、いい、津波が……あぁぁぁん!」 磯波は僕の首を抱えたまま腰をがくん! と震わせると、火傷しそうなほど熱い潮を 僕との結合部から噴き出した。 「あっ、ふあぁぁ……ぁ……」 今日二度目の絶頂を迎えた磯波は、僕の腕の中で快感という名の波に全身を委ねている。 蕩け切った顔で、ぴくぴくと細い肢体が震える姿は、いつまでも見ていたいほどに愛らしかった。 しかし皮肉にも絶頂を迎えた磯波の柔肉は、僕の肉棒をきうきうとしごき立て続けている。 まるでこの改造の仕上げをおねだりするかのように。 「っく……すまんが磯波、もう止められんぞ」 余韻に浸る磯波に覆い被さり、僕はラストスパートをかける。 「あんっ?! 提督っ! ダメ、ダメダメぇ! まだっ、まだ磯波……!」 結合部からぴちゃぴちゃと愛液が溢れ出るほどに、僕は磯波を攻め立てた。 「もう一歩だ、耐えろ」 「そんなっ、激しすぎますぅ!」 「駄目だ……磯波の中……気持ちよすぎて……止められない」 磯波の中は更に僕を締め付け、亀頭をこするように蠢いた。 ぞくぞくするほどの快感が背中を駆け上がり、絶妙な感覚が沸き立つ。終わりが近いと直感する。 「あぁぁ! 提督っ、磯波……怖い、怖いですぅ……!」 「磯波、僕はここだ」 僕は繋がったままの磯波を抱きかかえ、身体を起こした。 対面座位で力いっぱい抱きしめながら、細い身体を下から突き上げていく。 「ほら、磯波。怖くないぞ、一緒だ」 「ふあぁぁん、提督、提督ぅ!」 強烈な快感の渦の恐怖に歪みかけていた磯波の表情が、安心に緩んでいく。 僕の腰の動きに合わせ、磯波もぐいぐいと下半身をくねらせ、摺り寄せた。 「あぁ、いいっ、いいです、提督! もっと、もっと……私を強くしてぇ! 私、提督のお役に立ちます! これからも、頑張ります! だから、だから……あぁぁ!」 「了解したぞ磯波、これで仕上げだ……」 「あっ、あっ、嬉しいですっ、提督っ!」 「あぁ、一緒だ……磯波っ……最期まで」 「提督、提督! 磯波、また……キちゃう……キちゃいますぅぅ!」 唇を交わし、互いの名を呼びながら、僕は磯波の膣内に全てをぶちまけた。 「磯波っ!」 「あぁっ、あぁっ、あああああっ! 提督うううううううッ!」 一発、二発、……どくどくと根元が脈打つたび、震え上がるほどの快感が肉棒からほとばしった。 その律動に合わせて、磯波も僕の腕の中でびくびくと硬直した全身を跳ねさせた。 ひとつとなった僕と磯波は、荒れ狂う快感の津波に呑まれ、そのまま絨毯に倒れこんだ。 「はぁ……はぁ……はぁ……」 どちらのものともつかない息が、暗い執務室の中に弾む。 ようやく射精が収まった僕は、、名残を惜しむように締め付ける磯波の中から肉棒を引き抜いた。 愛液と潮に解かされた大量の精が、どろりとあふれ出し、絨毯に染み込んでいく。 「磯波……?」 「ふぁ、あっ……あぁ……んっ」 磯波の身体は、まだ荒れ狂う快感の津波から浮き上がってはいなかったらしい。 倒れたまま、時折身体をひくつかせ、気を失ってしまっている。 だが、暗がりの中の表情は、この部屋を訪れたときのような悲壮感は無かった。 快感に揉まれながらも、むしろ何かをやり遂げたような、そんな充実した表情をしていた。 絨毯の掃除を考えると少し憂鬱だったが、改造するときは大抵こうだ。 既に改造を終えた従順な艦娘達が、手を貸してくれるに違いない。 「失礼いたします、司令官」 思ったとおりだった。ノックと共に扉が開き、数名の艦娘達が執務室に現れた。 「改造は終えられましたか? って、聞くまでも無かったみたいですね」 吹雪が少し呆れた表情で、横たわる磯波と、机に腰掛けている僕を交互に見やった。 「少々手荒すぎる気もいたしますが、でも、大成功ではありませんか」 白雪が、ぐったりしたままの磯波の上半身を抱き起こした。 「磯波ちゃん、こんなに出してもらって……司令官、そんなに宜しかったのですか?」 磯波の股から溢れ出る改造の証を指に掬い取り、ねちっ……と絡めて見せる。その白雪の指を、 叢雲が横からちゅぱっと口に含んだ。 「んッ……本当、すごい濃さだわ。あんた、こんなオドオドしてる女を襲う方が興奮する タチなの? とんだヘンタイ司令官ね。救いようが無いわ」 「まあまあ、叢雲。妬かない、妬かない……深雪様にもちょっと分けてよ」 うきうきした声で、深雪が叢雲の唇を塞いだ。 「ちょっ、んんっ……」 叢雲は一瞬目を白黒させたが、すぐに力を抜いて精液の口移しに応じる。 「んくっ、ごく……マジだ。今夜の司令官はイケそうだぜ……って、初雪姉ェ?!」 しかし僕の一物は既に、足元に跪いた初雪の唇の中へと収まっていた。 「んちゅ、じゅぽっ、ちゅぱ……んふっ」 いつもは言葉少ない初雪の唇の中で舌が縦横に蠢き、射精直後の敏感な一物を丹念に掃除していく。 びりびりとした刺激と訴えかけるような上目遣いがたまらない。 僕の一物は、貪欲にもみるみるうちに硬度を取り戻し始めた。 「ん。お掃除……終わった」 てらてらと滑る僕の一物から、糸を引きながら初雪の唇が離れた。すっかりきれいになった肉棒を 満足げに眺めながら、こしこしと竿をしごき上げる。 「白いの、もっと欲しい……出る?」 「初雪姉ェ! ずりぃよフライングは!」 「あんた達、何言ってるの? それは私の玩具なのよ、離れなさい!」 「絶対、誰にも渡さないし……!」 僕の一物に殺到する深雪と叢雲を尻目に、白雪がため息をついた。 「最初は妹達に譲るとしましょうか、吹雪姉さん? こんなに月がきれいな夜ですし」 「ふふ、今日の夜戦は長くなりそうね。誰が最期まで沈まずにいられるかな? あ、そうだ、司令官? 磯波ちゃんは結局……」 「ああ、改造は成った。これで晴れて君ら姉妹と肩を並べるようになるだろう」 肉棒を取り合う3枚の滑らかな舌の感触を愉しみながら、僕は胸ポケットからあるものを 取り出し、吹雪に渡した。 「磯波に着けてやってくれ。もっとも、ライバルが増えるとも言えるがな?」 「確かに」 吹雪は肩をすくめると、白雪のひざの上で眠る磯波の首に、僕に手渡されたものを巻きつけた。 ハートを象った、小さなピンクのチョーカーだった。 この部屋にいる面々の首元を同じように飾るそれは、提督から送られる寵愛と服従の証だった。 「おめでとう、磯波ちゃん」 吹雪は磯波の頬にそっとキスをした。 「これで私たち、もっと強くなれるわ。絆も一段と深く……」 白雪もそれに続いて、もう片方の頬に唇を寄せた。 そうして接近した吹雪と白雪は、潤んだ視線を絡ませると、迷い無くお互いの唇を奪った。 手元は僅かに膨らみ始めたそれぞれの胸元へと伸び、セーラー服の上からまさぐり合いを始める。 ――この状況で磯波が目を覚ましたときに、どんな顔をするんだろうな。 「んっ……いま、やらしいこと考えた」 「また大きくなったぜ? 司令官。ピクピクさせちゃってさ」 「妄想ごと絞りとってやるから覚悟しなさい? ちゅぱ、ちゅぷ……」 「恐れ入るね、貴艦らには」 ――吹雪が言ったとおり、今夜は長くなりそうだ。明日の掃除も……な。 僕はタバコに火をつけると、駆逐艦娘たちの接吻と口淫の音が響く天井に、ふぅ……っと紫煙を吐いた。 =おわり=
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/71.html
「ん? なんだろこれ」 出撃先で資源を入手することはままある。 燃料、鋼材、弾薬、ボーキサイト しかしたまにそれらに混じって瓶詰めの船体模型やら開封されていない酒や調味料など そういうものもたまにおまけで付いてくることがある。 この時海中の船の残骸からイムヤが拾ったのは防水パッケージングされた小瓶だった。 「え~と……なんとか……スパイス?」 表面の字が多少読みにくかったがSpiceの文字だけは何とか読めた。 「まぁいっか、せっかくだし持って帰ろっと」 セーラー服のポケットに小瓶を放り込み、イムヤ任務へと戻っていった。 「ワオ! 今日のカレーも美味しそう!!」 「だなぁ、出来ることなら食堂でゆっくり食べたかったところだ」 出撃から帰ってきたイムヤ達を迎えてくれたのは金曜日の名物夕飯カレーライス。 そして仕事から話せない提督用にと執務室にイムヤがカレーを持ってきてくれたのだった。 「いいのか? 食堂で食べてきても良かったんだぞ」 「一人で食べるなんて淋しいじゃない、イムヤも一緒に食べてあげる!」 そう言って食べようとしたイムヤが思い出したように手を叩く。 「あ、そうそう。今日出撃中にスパイス拾ったんだった」 「へぇ、珍しいものが落ちてるものだな」 相槌を打つとポケットから瓶を取り出し封を開けるイムヤ。 少し匂いを嗅いでみるが特に異臭はしない。 「う~ん。ま、大丈夫よねっ」 そう言うと軽くスパイスをかけてカレーを食べ始める。 「おいおい、大丈夫なのか」 「ムグムグ、ゴクン。スパイスみたいだし大丈夫じゃない? 司令官もかける?」 そう言って差し出された瓶を受け取り多少の不安を感じつつ多少かけようとしたが…… バサッ 「あ」 いかにもスパイスらしい灰色の粉がカレールーの上にかかる。 「手元が狂った……」 「あーもったいない」 「仕方ないだろ。まぁまだ残ってるみたいだし」 そう言って瓶を机に置くと恐る恐る匂い位を嗅いでみる。 特に異臭はしない。 少し口に入れてみるが特に変わった様子もない。 「これ時間経ちすぎて風味が飛んでるんじゃないのか?」 「そうかなぁ、ちょっと残念」 そんなやりとりをしながら二人はカレーを食べ終わった。 (なんだか少しボーっとするな……食いすぎたか……) そんなことを考えながら仕事の続きをしているとイムヤから声がかかる。 「あっ、そういえば司令官。前に届いた予備の浮き輪ってどこに置いたっけ?」 「ん……? ああ……確かそこの一番下の棚の奥に放り込んだ気がするな……」 「一番下の段の奥ね、ちょっと探してみる!」 そう言うとイムヤは荷物置きの中に体を突っ込んで浮き輪の予備を探し始めた。 「……………」 意識がますますボンヤリしてくる。 ふとイムヤの方を見ると上半身は物置に隠れ、水着に包まれた形のいいお尻がこちらを向いている。 それはまるでこちらを誘っているかのようにフリフリと揺れ、健康的な色気を振りまいている。 イムヤが身動ぎするたびに尻の割れ目と股間の部分の水着にシワが寄ったりするのが何故かはっきりと見え 混迷とした意識の中、その扇情的な光景に体がフラフラとそちらに向かって歩き出す。 「見つからないなー、んーアレかな? ってキャア!」 イムヤが悲鳴を上げる。 その原因は光のない目でイムヤのお尻を掴んだ提督であった。 「え!? え!? し、司令官!!?」 ゴツン!! 「イ、イタタ……ってな、何!?」 ビックりして飛び上がろうとして頭をぶつけて涙目になるイムヤだが 提督の手はおかまいなしとばかりに水着の上からイムヤの尻を揉みしだく。 「や、やだ! やめてよ!! だ、誰かぁー!!」 声を張り上げるが物置に上半身が入り込んでいるため、声が篭って全く響かない。 足をばたつかせるが提督の体はイムヤの両足の間に入り込んでいるため全く意味がない。 その間にもイムヤのお尻を揉む手つきは大胆かついやらしく彼女を責め立てる。 「あっ……や、やだぁ……し、司令官……お願い……やめてよぉ」 だがそんな懇願は聞こえないとばかりに生暖かい感触がイムヤの尻に当たる。 それが舌の感触と分かるまで数秒かかったイムヤは自分がされている光景を想像して真っ赤になる。 提督の舌が水着の上から、そして水着に包まれていない部分も含めてネットリと味わうように絡みつく。 嫌悪感とそれを上回る羞恥心がイムヤを襲う。 「やッ! やだ! 舐めないでぇ!!」 だが全く聞く耳を持たずに続けられる行為にさらに新たな刺激が加わる。 「だ、だめだめだめだってば! そこ触らないでぇ!!」 指が水着の上からイムヤの割れ目をなぞるように往復する。 彼女の意思とは関係なくビクビクと反応してしまう体。 指は執拗にイムヤの秘裂を味わうようになぞり、徐々に水着が割れ目に食い込んでゆく 「あっ……やぁ……やだぁ……」 さらに指はイムヤのクリトリスの場所を探し当て、執拗にこすり始める。 歯を食いしばってその感覚に耐えようとするイムヤだが、快感に抗いきれずに秘所が熱くなっていくのがわかる。 「……し……れいかん……お、お願い……だからぁ……」 イムヤの涙声に反応したのか舌と指が離れる。 (よ……よかった) イムヤがそう思った瞬間、水着がずらされ丸見えになったであろうそこが指でクパァっと開かれた。 「!!!???」 何が起こったのか分からず混乱した次の瞬間 レロォ……と暖かく柔らかいものがイムヤの秘裂を舐め上げた。 「~~~~~!!??」 声にならない叫びをあげながらビクンと体をはねさせてまたもや頭をぶつけるイムヤ。 提督の舌はそんなイムヤを気にもせず、湧き始めた愛液をすくい取り さらにそれを掘り起こそうと彼女の中に刺し込まれる。 なまじ様子が見えなことで状況を実際より過激に想像してしまい イムヤの意思に反して体は敏感に反応してしまう。 「あぁ……ん……!……司令……かん……ほんとに……やめ…!」 イムヤの下半身全体を貪り尽くすように再び手が尻を揉みしだき 秘所からはジュルジュルと愛液をすする音が部屋に響く。 「や……だぁ……それ以上…されたら…んぅ!……おかしくなっちゃう……よぉ……」 すでに腰はガクガクと震え力が入らなくなっているが、手と舌は容赦なくイムヤを責め続ける。 もはやされるがままのイムヤ、暗い荷物置き場の中で必死に快感に耐えるだけの状態が続く。 するとまた手と舌がイムヤの体から離れた。 同時にカチャカチャいう金属音、それを聞いたイムヤの顔が青くなる。 抵抗できない下半身に熱い何かが押し付けられる。 さすがにそれがなんなのかイムヤにもわかった。 (こ……これって司令官のお、おちんちん……!?) 暴れる前に腰を掴まれ、肉棒が徐々に入ってゆく…… 激痛に備え身を固くするイムヤだったが…… (……え?……い、痛くない……ってふぁっ!?) 肉棒はイムヤの秘裂と水着の間に差し込まれていた。 緩慢な動きでぷっくりと充血した柔肉とクリトリスを欲望が蹂躙していく。 刺し込まれるたびに肉棒から出るカウパーとイムヤの愛液が混ざり合い 水着の中でグチュグチュと卑猥な音が響く。 (やだっ……私水着と一緒に犯されちゃってる……!) 動きこそゆっくりだがじっくりと味わうように擦り付けられる肉棒の与える感触に イムヤの下半身は自然に反応し、どこにそんな力が入るのかというくらい太ももを閉じ 水着の上から提督のモノを挟み込んでしまう。 (ヤ、ヤダッ…! こんな……私の体じゃないみたいに……はぅん!) ピストンの速度が上がり、気づかないうちにイムヤもそれに合わせるように腰を動かす。 パンパンパンとお互いの肉がぶつかる音だけが部屋に響き…… 「あっ…! らめぇ…! 司令官……わらひ……おかしく……あっ…あぁぁぁぁぁぁぁ!!」 イムヤがビクリと体を震わせ絶頂に至った瞬間 ビュルルルル!!と欲望の先端から大量の白濁液がイムヤの水着と腹の間にぶちまけられた。 「ぅ……」 バタン! 何かが倒れたような音を聞きながらイムヤは放心状態で絶頂の余韻に浸っていた。 ───数分後 「う……うぅ……足がうまく動かない」 我に返ったイムヤはようやく荷物置き場から抜け出した。 そして涙ながらに提督を怒鳴りつけようとしたのだが…… 「あ、あれ……?」 そこには下半身の装備を中途半端に出したまま昏倒している提督の姿があった。 「え……? ……え!?」 大混乱に陥るイムヤ。 (え!? だ、だって司令官が私が動けなくなったところであ、あんなこと。で、でも……え!?) よく観察すると顔色が変色しており、苦しげな呻き声を漏らしている。 「……ど、どうしよう?」 あんなことされたのはショックだったがそれにしたってこの苦しみ方は尋常ではない。 お腹に出されたモノが絡みついて不快だったがぐっとこらえて とにかく執務室用の布団に運んで待つこと数分。 「ぅ……ぁ……イムヤ……?」 微かに目を開ける提督を見て一応安堵の息を漏らすイムヤ。 さすがにあそこまでされたとは言え、このまま目を覚まさなかったら一大事だ。 一息ついてから抗議しようとした瞬間 「……なんで俺……布団で寝てるんだ……?」 「……へっ?」 提督の言葉にイムヤが素っ頓狂な声を上げる。 「し……司令官……覚えて……ないの?」 「……え?……だって……確かカレー食った後気持ち悪くなって……あれ?」 「ほ、本当に……お……覚えてないの?」 だるそうに起き上がる提督に対し、ヘナヘナと力が抜けるイムヤ。 「意識が……イマイチはっきりせん……。俺……何かしたのか?」 盛大にヘタリ込むイムヤを怪訝そうに見てから考え込む提督。 「……まさかあの薬……」 そう呟き、机に向かって重そうに体を向かわせる。 そして瓶に顔を近づけて一言 「……げ」 「え?」 「……Philtrum Spiceだと?」 「な、何それ?」 「媚薬だ……それも男に使うやつらしい」 「ヘ……? ち、調味料じゃなかったの?」 「Spiceの字だけはっきり残ってるからな……気づかなかった……」 提督から投げ渡された瓶を呆然と眺めるイムヤ。 気づくと提督から不審気な視線が向けられている。 「……お前まさか知ってて」 「そ、そんなわけないでしょ!! そ、それにあのあと大変だったんだからね!?」 「は?」 顔を真っ赤にして反論するイムヤの様子を見て何かを察したらしい。 提督の顔色がサーっと青くなっていく 「一応聞くが……もしかして俺がお前に手を出したとか……?」 赤い顔のまま視線をそらして頷くイムヤ。 「ス……スマン」 「あ…あうぅ……わ、私もよく知らないで変な薬飲ませてごめんなさい」 お互いに謝るがさすがにバツが悪そうに提督がイムヤに尋ねる。 「そ、その……無礼ついでに確認しておきたいんだが……ま、まさか最後までしたのか?」 「そ、それは大丈夫だったけど……」 「そ……そうか」 さすが顛末を一から十まで自分の口から説明するなんて口が裂けても言えず赤面したまま口をつぐんでしまうイムヤだったが 「イ、イムヤ……それは……」 提督が震える指をイムヤの太ももに向ける。 見ると白い液体が水着から漏れてツーッっと太ももを伝っている。 「あっ…こ、これは!」 「す、すまんイムヤ! 本当に悪かった!!」 完全にイムヤが自分を気遣って嘘をついたと思い込んだ提督が土下座して頭を床に擦り付ける。 「ち、違うから! そ、その……実は……」 ──イムヤ説明中 「どっちにしろ悪かった」 イムヤが顔を真っ赤にしながら事のあらましを(省けるところは可能な限り省きながら)説明し終わったあと 改めて提督が頭を下げる。 「も、もういいってば! で、でも……その……本当に悪いと思ってるんなら こ、今度の休みの時に服とか買ってほしいな」 照れ隠しで言った台詞に瞬時に反応する提督。 「わ、わかった! 買いに行こう!」 「え…ほ、ホントに? ワォ! やったぁ!」 その言葉に無邪気に喜ぶイムヤをみて、提督はホッと胸をなでおろしたのであった。 媚薬事件から数週間後、ようやく休暇申請が通った提督とイムヤは 約束通り街に買い物に行くことになった。 ちなみに今日の買い物はイムヤにゲームで負けた罰ゲーム、という理由になっている。 さすがにあんなことのお詫びとは両者とも言えない。 (ふう……しかし普段制服ばかりだったから私服に慣れんな) ちなみに提督の姿は地味なシャツとスラックスで、どこにでもいそうな青年風である。 待ち合わせの鎮守府入口に行くまでの間3回ほど不法侵入者と間違われた。 「いくら制服姿ばかり見ているからといって失礼な気がするんだが…」 そんな不平を呟きながら門に着くと既に待っていたらしいイムヤの声が聞こえた 「あっ、司令官遅いわよー!」 少し抗議地味た口調が混じったその声に視線を向けると 「……え?」 他の艦娘のような制服姿に髪を下ろしたイムヤが待っていた(イムヤ jk で画像検索)。 「も~、しょうがないなぁ~!……ってあれ? 司令官どうしたの?」 服と髪型を変えるだけでこんなにも印象が変わるものだろうか。 というより普段の姿を見慣れてしまっていただけかもしれないが (ヤバイ……可愛い) とっさに視線をそらしつつ熱くなる頬を隠すように手で口の周りを覆う。 (よく考えたらコイツすごい美形なんだよな……) 慣れとは怖いものだ、と思いつつわざとらしく咳払いをして視線を戻す。 「今日は服が違うんだな」 「だって街に行くのに水着は着ていけないでしょ?」 「それはまぁ……そうだな」 「でも司令官服地味すぎー」 「仕方ないだろ、普段着ないんだから……」 なるべく意識しないようにしながら街へと足を向ける。 1時間ほど乗り物を乗り継ぎ、街へたどり着くと真っ先に約束した服屋へ向かう二人。 「わぉ、どれがいいかな?」 たくさんの服を前にして目をキラキラさせながら聞いてくるイムヤ。 「そ、そうだな。店員に聞きながら選んでみたらどうだ?」 「え~司令官は選んでくれないの?」 ぷぅ~っと頬を膨らませるイムヤに慌てて言い訳をする。 「ふ、服は専門外だからな。専門家の意見を聞いたほうがいいいと思うぞ、うん」 「そうかなぁ~。あ、すみませ~ん」 店員の姿を見つけ、声をかけるイムヤ。 「……ふう(助かった)」 街についてから始めて緊張の糸を切れさせた提督であった。 しばらく所在無さげに男物の服を眺めながら時間を潰す、と。 「あ、いたいた。しれいか~ん! この服どう?」 イムヤの声に振り向くとそこには(イムヤ ティータイム で画像検索) な姿をしたイムヤの姿があった。 (おい……破壊力ありすぎだろ……) またしてもとっさに視線をそらす提督。 その様子を見たイムヤが小首をかしげて不安げな声を出す。 「あ……その……やっぱり、似合わないかな?」 「い、いやっ!そんなことはないぞ。と、というかだな…す、すごく似合ってると思うぞ」 「えっ、ほんとに?」 満面の笑顔になるイムヤだが、それがまた提督の心をざわつかせる。 「えっへへー、じゃあこれこのまま着ていってもいい?」 「あ、ああ。それは全然構わん」 支払いを済ませ、店を出る二人。 軽く昼食をとって再び鎮守府に向かったのだが…… ……チラッ 「??」 サッ…! チラチラとイムヤを横目で見て、イムヤが視線に気づくと慌てて目をそらす。 という状況がかれこれ数十分続いている。 (くっ……気まずい) そもそもこの空気の重さは自分のせいなのだが数十分が数時間にも思えてくる。 イムヤも行きの時こそ色々話しかけてきたが 帰りはおそらくは提督の不審な態度のせいで無言が続いている。 とはいえそんなこんなでも時間はすぎるもので、ようやく二人は鎮守府に帰還した。 「お、テートクにイムヤおっかえりナサイー!! ってoh! イムヤすごくかわいいネー!!」 「え? そ、そう?」 「さ、さて! じゃあ俺は執務室に戻るからな!」 「テートクー! ワタシも今度服買って欲しいナー!」 「そ、そのうちな!そのうち!」 逃げるようにその場を去っていく提督を複雑な視線で見送るイムヤだったが その視界は金剛の声で二人に気づいた他の艦娘たちによって遮られる。 「キャー可愛いー!」 「すごく似合ってて、なんだか羨ましいのです」 「わ、私もああいう格好すれば男が寄ってくるかしら…」 「姉さん……」 「な……なによ……北上さんの方が」 「いや、わけわかんない」 盛大な出迎えを受けたあとみんなのリクエストでその服装のまま夕食を食べ イムヤは一人で食堂に残り椅子に座って頬を机に乗せていた。 「あら~、どうしたの~? せっかく可愛いお洋服買ってもらったのに仏頂面しちゃって~」 「あ……愛宕さん」 ニコニコと笑いながらイムヤの隣に座る愛宕。 「あのね……この服本当に似合ってるのかなぁ」 「あら、すごく似合ってるわよ~、私が男の人だったら絶対放っておかないわね~」 「そう……かな?」 「あら、何かあったの?」 「うん、あのね……」 尋ねてきた愛宕に今日のことを話すイムヤ。 朝から提督の様子がおかしかったこと。 似合うとは言ってくれたものの帰ってくるまでの間、ほとんどまともに自分を見てくれなかったこと。 その様子を聞いていた愛宕ははじめの方こそ多少真剣な眼差しで聞いてくれていたのだが 「あらあら……クスクス」 話が進むにつれておかしくてしょうがないという顔になってきた。 「む~真面目に聞いてよ~」 「ふふ……あらあらごめんなさい。でも多分全然逆だと思うわよ?」 「逆?」 「ええ、どうせだから提督に直接聞いてみましょうか?」 そういうとさっさと執務室の方へ向かう愛宕をイムヤも慌てて追うのだった。 「提督~、今よろしいですか~?」 「ああ、愛宕か。入れ」 扉を開けて愛宕が執務室に入る、そして扉も締めずに一言 「提督ったらひどいですね~」 「な、何の話だ」 「イムヤちゃんったら泣いてましたよ~?」 ビクっと反応する提督。 「……え?」 「提督のお気持ちもわかりますけどね~ 大方イムヤちゃんがあんまり可愛いから逆に声をかけづらくなっちゃったんでしょ~?」 図星なので言い返せない提督にさらに追撃が放たれる。 「ま~提督の普段着とさっきのイムヤちゃんじゃ釣合いませんしね~」 「うぐっ……」 「それとももしかして本当に似合わないと思ってたとか?」 「いや……その……お前の言っていることで大体合ってる」 「つまり~?」 笑顔のまま言質を引き出そうとしてくる愛宕。 「くっ……そ、そうだよ。服もすごく似合ってたし そ、その……あんまりにも照れくさかったんで喋れなかっただけだ」 「そうなんですか~、じゃあちゃんと本人に謝ってあげてくださいね~」 提督の言葉にニッコリと頷くと愛宕が背後に向かって声をかける。 「ですってよ~イムヤちゃん?」 「はい?」 愛宕がクスクスと笑いながらその場をどくと 影になって見えなかった場所から顔を真っ赤にしたイムヤが現れる。 「~~~~~!!」 (ぜ…全部聞かれてたのか!?) 無言で抗議の視線を愛宕に送るが、それを笑顔でかわしながら 「それじゃあね~」 と彼女はイムヤを執務室に押し込み扉を閉めて去ってしまった。 部屋に気まずい雰囲気が流れる。 「そ、その……イムヤ……」 「……………のに…」 「え?」 「ちゃんと……言ってくれればよかったのに……」 いつの間にかイムヤが少し涙目になっている。 「……買い物に行くの……すっごく楽しみにしてたのに…… グスッ……嫌われちゃったのかと思って……」 慌ててイムヤに駆け寄り所在無さげに動かしていた手を恐る恐る肩に置く。 ビクリと一瞬体が浮くが拒絶はされていない。 「すまない……その……言い訳にもならないかもしれんが 普段と違うイムヤが新鮮に見えてな……それが態度に出てしまった」 「じゃ……じゃあ」 「わかった……白状する……あまりにもイムヤがかわいくて不審な態度をとってしまった」 その言葉を聞いた瞬間顔から湯気が出そうになるくらい真っ赤になるイムヤ。 「ほ、本当に?」 「こ、こんな恥ずかしい嘘が付けるか!」 思わずタガが外れかけ、イムヤを抱き寄せてしまう。 「(あ……し、しまった)」 しかしイムヤは全く抵抗せずに提督の胸に黙って顔を埋めている。 先日自分がしてしまったであろうことが頭をよぎり、 慌てて体を離そうとしたがイムヤは提督の服をギュッと握って離さない。 「……あのね、司令官」 「な、なんだ?」 「私、司令官のこと好きだよ……だからこの間あんなことされた時……すごくショックだった」 「う……」 いくら薬のせいで意識がなかったとは言え、ひどいことをしてしまったことには変わりない。 「でもね……司令官が私のことかわいいって思ってくれて それであんなことしたいって思ってくれるんなら……私嬉しいから……ダメ……かな?」 そう言って潤んだ瞳で切なげに自分の顔を見つめてきたイムヤを見た時点で 「しない」という選択肢は頭から排除されていたのだった。 ゆっくりと布団にイムヤを横たえると顔を赤くしたイムヤが予想外の言葉を放ってきた。 「あ、あのね司令官……その……イヤじゃなかったら……前と同じことをして欲しいんだけど……」 「い、いや……だがそれは」 「あの時はイヤだったけど……今の司令官に同じことしてもらえればイヤな記憶も消えるかなって……」 「あ……ああ……それなら」 そう答えるとイムヤはうつ伏せになり、真っ赤になりながらこちらにお尻を向ける。 確かあの時イムヤに話してもらった記憶を思い出す…… ゆっくりと優しくイムヤのお尻に手を這わせ、ほぐす様に揉んでやる。 「ん……ふぅ……」 触れた瞬間こそ一瞬ビクっと反応したが、そこからは提督のなすがままになるイムヤ。 しばらくすると緊張がほぐれてきたようで体の力が抜けていっているのがわかる。 「あ……あのね……あの時はもっとエッチな手つきで司令官は触ってきてたの」 その言葉に反応するように少し激しめに、いやらしくイムヤの尻を揉む。 下着がイムヤの尻に食い込み、まるで競泳水着でも着ているかのように彼女の尻がほとんど丸出しになる 「……この後は……どうしたんだ?」 「はんっ……そ、その……お尻を舐めて……あぁっ……!」 イムヤの言葉を聞いた次の瞬間、すぐに舌を尻に這わせる。 自分の尻が睡液に犯されるのを感じながら あの時とは違う愛情のある舌使いにイムヤの秘所が反応してしまう。 じんわりとシミの出来てきた下着に指を伸ばしたい衝動を抑えながら 「次は……?」 提督はイムヤに次の指示を送るように急かす。 「そ、その……私のアソコを指でなぞっ……ひゃん!」 その言葉を待っていましたとばかりに指が下着の上からワレメをなぞる。 下着がワレメに押し付けられるたびにじんわりとシミが広がってゆく。 その光景を見てゴクリと喉を鳴らしつつ 「この次は?」 「あ……あの……そこじゃなくて……もう少し上の……きゃう!?」 「ここか?」 イムヤのクリトリスを軽くつまんでやる。 体が一際大きく跳ね、布団を握り締めながらイムヤが必死に言葉を漏らす。 「う…ん! うん! ……そこ……そこぉっ…!」 快感に翻弄されるイムヤのクリトリスを夢中で弄りながら 「イムヤ……次は?」 と急かす。 「あっ…あっ! ず、ずらして…クパァってして……! ……司令官の舌が私の中に! あんッ!!」 大体わかった。 下着をずらすと既にグッショリと濡れているイムヤの秘裂、そこを指で広げて舐め上げる。 「や……ぁ……! 司令官……うん……それ!……あんっ…!気持ちいいよぉ!!」 既に一度快楽を知ってしまった身体は柔らかい舌に敏感に反応し蜜壷からどんどん愛液が溢れてくる。 一滴たりとも逃さぬようイムヤの体を持ち上げ、顔に秘所を密着させて愛液をすすり上げていると 不意に股間にイムヤの手が当たる。 体を自分の方に引き寄せたせいで、ちょうど股間がイムヤの顔のあたりに来るような姿勢になっていた。 張り詰めたテントを恐る恐る触るイムヤに一旦口を止め 「イムヤ……俺のも……その、してくれないか?」 と頼んでみる。 こちらを向いたイムヤが上気した顔でコクンと頷くとジッパーが引き下げられ、ブルンと勢いよく中身が外に飛び出す。 「こ……これが司令官のお…おちんちん……」 あの時は暗闇で犯され、事が終わった後のモノしか見ていないイムヤにとって 臨戦態勢での主砲は初めて見るものだった。 すでに先走り汁が出ているそれは、イムヤの手が触れるとビクビクと痙攣しさらに先端からカウパーを滲ませる。 「うぁ……イムヤ……気持ちいいぞ」 両手で懸命に刺激を与えようとするイムヤに声をかけ、再び秘所への責めを再開する提督。 (すごい……ヌルヌルする……男の人も気もちよくなると濡れるんだ…) ボーっとした頭でそんなことを考える。 (あうっ……気持ちいいよぉ……もしかして……男の人も舐めてあげたらもっと気持ちよくなるのかな?) スマホで見たことのあるフェラチオというものが脳裏に浮かび、おずおずと提督のモノに舌を這わすイムヤ。 すると竿がビクンと跳ね上ってイムヤの顔を叩き、同時に提督が快楽に耐える呻き声を上げる。 (あ……気持ち……いいんだ……) それが嬉しくて貪るように舌を這わすイムヤ、提督も負けじとイムヤの膣内やクリトリスを舌で舐めまわす。 お互いが無言で相手を気持ちよくしようと性器を刺激し続け─── 「グッ……!!」 うめき声と同時に肉棒の先端から白濁液が飛び出し、イムヤの顔を汚す。 「あぁっ……!!」 すでに数回イッて意識が飛びかけていたイムヤはそれを避けもせずに顔中に浴びてしまう。 ぼーっと顔にこびりついた精液を指ですくい取り、舌で舐めとるイムヤ (これが……赤ちゃんの素なんだ……苦いけど……変な感じ……匂い嗅いでると頭がフワフワする……) 多少萎えている肉棒に舌を這わせ、こびりついている精液を舐め取っていると それはムクムクと元気になり、あっという間に先ほどと同じ姿を取り戻した。 (すごい……また大きくなった……) そんなことを思いながらなおも舐め続けていると提督が慌ててイムヤに声をかける。 「イ、イムヤ! も、もういい! その……いいか?」 舐めるのをやめ、提督の方を向いたイムヤがその言葉の意味を察しコクンと頷く。 「うん……でもね……その……ちゃんと司令官の顔を向いてしたいの……ダメ?」 「……ダメなわけがあるか」 そう言ってイムヤの体を自分の方に向け、持ち上げる。 ちなみに脱がせたのは下着のみだ。 可愛い衣装をまとったイムヤが顔を精液で汚しながら自分の手によって乱れてくれている。 下手に脱がすよりもよほど興奮する。 イムヤの体を持ち上げて秘裂と肉棒の位置を合わせ、そして少しずつ体を落としてく。 ズブズブと肉棒が徐々に自分の中に飲み込まれていくのを イムヤは多少の痛みとゾクゾクとした快感を感じながら受け入れていった。 すでに何回もイったイムヤの中は、初めてにしては比較てスムーズに欲望を飲み込んでいく。 ビクビクと体を痙攣させる彼女の体を落としていくと、やがて抵抗にぶつかる。 僅かな躊躇の後さらに腰を落とすとプチっという感触とともに処女膜が破れ 初めての証である血が結合部から流れ出す。 (本当に……薬にやられてる時にしなくてよかった……) 安堵の息を吐きながらさらにイムヤの体を落とし、やがて先端がコツンと子宮に到達する。 「イムヤ……全部入ったぞ」 「う……ん……司令官の……すごく熱くて、おっきい……」 少し苦しそうだがイムヤは目尻に少し涙を浮かべながら微笑む。 その顔がたまらなく愛しくなり、精液で汚れていることなど構わず思わず唇を塞ぐ。 「ん!……んんん……ちゅぷ……」 ゆっくりと唇を割って舌を入れるとイムヤも躊躇いがちに舌を絡ませてくる。 しばらくの間夢中になってお互いの舌を貪り合う。 「ぷはっ……」 ようやく口を離すと二人の口から伸びた睡液がお互いのあいだに細い橋を作る。 名残惜しそうなイムヤに声をかける 「じゃあ、動かすぞ……」 「うん……」 多少残っていた強張りも今の口づけで消えたようだ。 ゆっくりとイムヤの体を持ち上げ、そして再び落としてゆく。 柔らかいヒダが肉棒全体を包み込んで強めに圧迫し、気を抜いたらすぐにでも果ててしまいそうなところを歯を食い縛って我慢する。 「ふぁっ…! あぁぁぁぁ!」 イムヤの方は自身が強く咥え込んでいるモノから与えられる快感の方が既に優っているようで 往復させるたびに小刻みにイッているようだ。 少しずつ抽送のスピードを上げてゆく。 スカートの下で結合部がグチャグチャと卑猥な音を立て 直接見えずに音だけが聞こえることが逆に二人の興奮をより一層高めていく。 「あぁん! やっ! し、司令官…!司令官!!」 イムヤがこちらを呼ぶたびに膣がキュンキュンと肉棒を締め上げ絶頂に誘ってくる。 なおも我慢し、さらに勢いを強めて中に打ち込むと イムヤのほうは腰が抜けたのか、完全にこちらに体重を預けて首筋に抱きついている。 髪から漂ってくるフワっとしたイムヤの香りがより一層脳髄と股間を刺激しさらに血が集まってゆき 限界が近いことを知覚する。 もはや欲望の赴くままに手でイムヤの腰をつかみ、荒々しく自分の腰を打ち付け先端を子宮に押し付けると 声にならない喘ぎ声を上げながらイムヤの中がもう逃がさないとばかりに締め付け─── ドクン!! 今までこらえていた大量の精がイムヤの一番奥で解き放たれた。 熱いモノが大量に自分の中に流れ込んでくる感覚をイムヤは背をのけぞらしながら受け止める 最後の一滴まで搾り取るかのように絶頂を迎えた膣内は肉棒を締め上げ その刺激に勢いは一度だけでは収まらず、何度も痙攣しながらイムヤの中に白濁液を流し込む。 入りきらなかった精液が逆流して結合部から漏れ出すが、さらに数秒間彼女の中に精を注ぎ続けた。 そしてお互い糸の切れた人形のように倒れ込み、疲労の極致にあった二人は繋がったまま抱き合って眠ってしまった。 「ど……どうしよう……」 「す……すまん」 翌早朝、目をさましようやく正気に戻った二人が現在の惨状に気づく。 買ったばかりの服、いろいろくっついて大破 執務室の敷布団、、シーツ、同じく大破 「か……買ったばかりなのに……」 昨晩とは違う意味で涙目になるイムヤ。 「と、とりあえず気づかれないうちに洗濯してしまおう」 「う…うん」 提督が大急ぎで布団からシーツを引っペがしたり部屋の中を片付けているあいだに イムヤはこっそりと部屋に戻り、いつもの水着に着替えて服を洗濯所に持っていった……のだが 「あらあら~」 「えっええ~~!?」 「こんな朝早くからお洗濯~?」 「な、なんで愛宕さんが……?」 「うふふ~今日の当番は私だからね~ってあら、その服もう洗うの?」 「え、え~と。その、ほら、新しく買った服は一回洗っておいたほうがいいみたいなことをこの間スマホで……」 「その割にはなんだかすごいことになってるみたいだけど~?」 「うっ……ううう~~」 顔を真っ赤にして服を抱きしめるイムヤ。 「ほら、洗っておくからこっちにちょうだいね~ うふふ、他の娘達には黙っておいてあげるから安心して」 服を渡して脱兎のごとく逃げるイムヤをクスクス笑いながら見送ったあと 「でも提督にはお説教かしらね~」 と、数分後に現れた提督は床に座らされて他の艦娘が起床して奇異の目で見る中、 朝食までお説教されました。